相談者 : knmd/理系/浪人生


①熱力学の範囲
断熱変化において、断熱圧縮、断熱膨張というのはよく聞くのですが、等温変化、定積変化、等圧変化についてはどのように書いたらいいのでしょうか。「この過程は断熱変化だから」みたいに書いたか、「断熱過程なので」みたいにはぐらかしたかとか教えてください。

②教科書の電磁気の範囲
数研出版の物理Ⅱの教科書(旧課程のやつ)を持ってる人にお聞きしたいのですが、p.151の変圧器の話、(89)式でI*Vが一定になってる理由がわかりません。ネットで調べたところ、単位時間当たりのE保存から~とかいってる人もいましたが、どうしてその単位時間当たりの保存則が成り立つのかを教えてください。
また、相互インダクタンスで二次コイルに電流流す場合、一次コイル側の電源の消費電力はどのように変わりますか?
教科書がない場合はhttp://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11101912491
ここの知恵袋の人が聞いてるのと同じページです


相談ID:83

投稿日時:2015-01-4/02:29
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 名前 : Troper JOPメンバー



断熱過程だから、⊿Q=0で、~。
定積変化だから、⊿V=0で、~。
こんな感じで書いてました。(質問の内容こういうことで合ってる?)


知恵袋の教科書の写真が全く読めないので、疑問を勝手に想像して回答します。間違ってたらすみません。

エネルギー保存則が成り立つから、
IV=const.
という論は、かなり怪しいですね。
高校物理の教科書は詭弁に満ちあふれていますので、注意が必要です。

理想的な変圧器は、二つのコイルが、磁場を漏れなく共有しています。(←仮定)
電磁誘導の法則より、
V1=-N1(dφ/dt).
V2=-N2(dφ/dt).
∴V2=V1(N2/N1).
また、変圧器は理想的なコイルを用いていることから、それぞれのコイルをソレノイドに近似します。(←仮定)
B=μN1(dI1/dt)
=μN2(dI2/dt).
∴I1=I2(N2/N1).
これで、理想的な変圧器においては電圧が巻き数に比例し、電流が巻き数に反比例することが導出されました。
∴I1V1=I2V2で、これは任意のIとVに関して成り立つから、
P=IV=const.
従って、電力は一定であり、単位時間あたりのエネルギー保存則が成り立ちます。

>>また、相互インダクタンスで二次コイルに電流流す場合、一次コイル側の電源の消費電力はどのように変わりますか?

すみません、この部分の状況設定がいまいち分かりません。


投稿ID:155

投稿日時:2015-01-4/16:56

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 名前 : knmd


①うち間違えました、断熱圧縮だから、と書くか断熱変化だから、と書くかの違いです。圧縮膨張は書き分けたかの話です。
②ありがとうございました。画像見せられなくてすみません(ブログに載せたので確認お願いします)
③図の83を見ると、二次コイル側に抵抗がかかれているのですが、抵抗で消費する電力分はどこから来てるのか、ということです。もし一次コイル側の電源から来てるとすると、一次コイルに流れる電流は大きくなる。って言うのが、電流がどれくらいまで大きくなるか、ということです。計算式的に。


投稿ID:156

投稿日時:2015-01-4/17:53

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